大相撲の野球賭博問題で、警視庁が時津風親方(元幕内・時津海)を任意で事情聴取していたことが関係者への取材で分かった。時津風親方は関与を認めたという。またこのほか▽幕内・豪栄道関(境川部屋)▽同・豊響関(同)▽同・豊ノ島関(時津風部屋)−−が日本相撲協会に関与を認める上申書を提出していたことも判明。警視庁は18日にも、3力士らから事情を聴く方針。
時津風親方は18日、「弟子の豊ノ島ともども、ご迷惑とご心配をお掛けして誠に申し訳ありません。今回の件は相撲協会に報告を済ませ、すべて任せてあるので現時点では質問などに答えられない」とコメントを出した。
一方、豪栄道関と豊響関の師匠、境川親方(元小結・両国)は18日、「捜査の都合上、相撲協会に一任している。詳しいことはこれから。私からは何も言えない」と話した。
相撲協会によると、新たに名前の出た親方、力士から事情を聴く予定は、今のところ決まっていないという。
今回判明した4人は、野球賭博を認め7月の名古屋場所の出場辞退を決めた大関・琴光喜関(佐渡ケ嶽部屋)と以前から親交が深いことで知られている。
相撲協会の実態調査で29人が野球賭博に関与したと認める上申書を提出している。協会は21日、理事会と調査チームの第1回会合を開くことにしている。
一連の野球賭博について、警視庁は琴光喜関と大嶽親方(元関脇・貴闘力)から既に事情聴取し、それぞれ関与を認めている。【酒井祥宏】
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